楽天は、野村ホールディングス傘下の損害保険会社、朝日火災海上保険を買収すると発表した。TOBにより30日から3月13日まで実施する。野村HDの保有株式の75%を下限として、全株取得を目指す。買い付け価格は一株当たり2,664円、買い付け金額は約449億円
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イチネンHD、機械工具製造業を買収
イチネンホールディングスは機械工具製造業の昌弘機工(大阪府)を子会社化した。全株式を数億円で買収した。2017年4月の売上高は5億円だった。
LIXIL、インドで製造会社買収
LIXILはインドの衛生陶器メーカーを買収した。自社ブランドの現地生産を始めるとともに、増産投資も始め、約200万台のトイレ設備を生産する。投資額は約72億円
三井化学 アークのTOB成立 約300億円
三井化学は自動車の開発支援を手掛けるアークへTOBが成立したと発表。約301億円で既存の大株主から発行済み株式の74.69%取得した。
トピー工業 新日鉄の子会社を買収
新日本住金は 自動車タイヤホイールを製造する子会社のリンテックス(岡山県倉敷市)をトピー工業へ売却した。株式譲渡は2月15日付で譲渡金額は非公開
今治造船、三井系造船会社を買収
今治造船は、三井造船が親会社の南日本造船」(大分県白杵市)買収する方針を固めた。三井造船は業績不振に陥っていた造船事業を分社化する。
創業100年を超える企業の特徴 総括
以上を挙げている。 老舗企業といえば、昔ながらの経営をしているとうイメージも強いが、100年以上の歳月を伝統を守る経営を続けながらも、変えるべきものと変えてはいけないものとのバランスをとりつつ、企業経営の軸がぶれることなく身の丈に合った堅実な経営をし、新たな価値の創出などにも積極的に取組んでいるような経営の革新を持続的に行ってきた企業でもある。
企業には、社会的責任を果たしつつ、ゴーイングコンサーン(事業継続体)として存続させていくことが求められる。経済のグローバル化が進行し、日本的経営の見直しが叫ばれている折、幾多の危機を乗り越えてきた老舗企業経営者達の先人の知恵と経験に学ぶものがある。
創業100年を超える企業の特徴 8
8.地域性・地縁を活かす
老舗企業の経営者の多くは、地縁に基づいたつながりや地域の経済団体のような世代や業種の壁を越えた活動に参画している。こうした交流の場やネットワークづくりは、経営者としての悩みを相談できるメンターを外部に見つけることにもなる。長い間の積み重ねで築かれてきたネットワークは、利害を超えた強い信頼関係となって、正確で総合的な経営判断の助けとなっ
ている。
創業100年を超える企業の特徴 7
7.人を育てる(後継者の育て方)
老舗企業経営者は、代々受け継いできた事業をさらに繁栄させるという意欲と、自分の代で事業を終焉させることなく、次の代へと受け継がせていくという使命感とを併せ持っている。このため、後継者を育成することも自分の大きな仕事であるとの意識が強く、企業存続の肝となる後継者育成についても長期的な視点で取り組んでいる。
創業100年を企業の特徴 6
6 人を育てる(従業員の育て方)
中小企業においては、限られた人材を活かすことは至上命題である。また製品の品質の維持を左右する職人は、その技術の伝承や育成に時間がかかることから、様々な工夫や取り組みを余儀なくされることも多い。老舗企業経営者も「従業員は人財」といい、「適材適所」で活かす工夫を行っている。