以上を挙げている。 老舗企業といえば、昔ながらの経営をしているとうイメージも強いが、100年以上の歳月を伝統を守る経営を続けながらも、変えるべきものと変えてはいけないものとのバランスをとりつつ、企業経営の軸がぶれることなく身の丈に合った堅実な経営をし、新たな価値の創出などにも積極的に取組んでいるような経営の革新を持続的に行ってきた企業でもある。
企業には、社会的責任を果たしつつ、ゴーイングコンサーン(事業継続体)として存続させていくことが求められる。経済のグローバル化が進行し、日本的経営の見直しが叫ばれている折、幾多の危機を乗り越えてきた老舗企業経営者達の先人の知恵と経験に学ぶものがある。